本書を編んだきっかけは、原発事故が起きたあのときの記者会見場で抱いた違和感でした。つめかけた記者たちはいっせいにパソコンのキーボードをたたき出し、まるで算盤塾のよう。みんなうつむいてキーをたたき、登壇者に向き合わない。正確なメモを作ることに専念し、聞くべきことを聞けないのではないか――。
そこで編著者の私が第一線のジャーナリスト、ノンフィクション作家10人にそれぞれのプロフェッショナルの流儀を聞く。そんな趣向でまとめました。登場した10人は角幡唯介、高橋篤史、長谷川幸洋、安田浩一、大治朋子、坂上遼、杉山春、栗原俊雄、大塚将司、堀川惠子の各氏。「人選のセンスの良さに思わず手に取った」(土屋敦、HONZ2014年9月23日)。マスコミを志望する学生や職業ジャーナリストむけの一冊。
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