週刊現代6月22日号に経済安保の連載第2弾、「資源小国ニッポンの逆襲」というタイトルで、あまり知られていないJOGMECについて書きました。

 前号から始めた連載「経済深層レポート」の第2回として、経済産業省所管の独立行政法人、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)について4ページ書きました。いまでこそ、希少資源を確保する官製メジャーの働きぶりが欧州から注目され、EUはJOGMECをモデルにして「欧州重要原材料センター」を開設すると発表しています。

 JOGMECの前身は日本石油公団と金属鉱業事業団。ともに小泉政権時代の特殊法人改革の際に、無駄で非効率とやり玉にあがった組織です。このときの官業リストラに伴って両者を統合再生したのが、いまのJOGMECです。「レクサスとオリーブの木」として謳われた新自由主義経済の時代が終焉し、希少資源を武器に威圧的な外交を繰り返す中国が台頭するようになると、JOGMECは存在感を発揮するようになります。資源小国であるがゆえに意味がある組織なのでしょう。

TOP